お肌の調子に合わせて変える洗顔方法とは?

2019年7月4日

Q1.今の洗顔方法があっているか、どう判断したらいいでしょうか?

A1.特にトラブルがなく、肌の状態が一定に保たれているのであれば、今の洗顔方法は合っていると言えます。逆にヒリヒリする、カサカサする、つっぱるなどの症状がある場合は、自分の肌に合っていないサインかもしれません。洗顔料や方法を変えるなどして、肌の変化を見てみましょう。それでも自分で判断できない場合は、美容皮膚科に相談してみるのもひとつの方法です。

Q2.クレンジング&洗顔料のダブル洗顔は必要でしょうか?

A2.メイクはしっかり落とすべきなのですが、過剰な洗顔は肌によくありません。肌は水分の蒸発を防ぐなどの働きがある皮脂膜という薄い膜で覆われており、皮脂膜を構成する大切な成分のひとつが皮脂です。その皮脂がダブル洗顔によって洗い流されてしまうこともありますから、肌が乾燥している場合は、ダブル洗顔をやめて肌の状態を見てみましょう。

Q3.洗顔はお湯の方がよいのでしょうか?水の方がよいのでしょうか?

A3.お湯で顔を洗うと、それだけで大切な皮脂が落ちてしまうため、乾燥肌を招くことになります。多くの洗顔料に、ぬるま湯か水ですすぐと書いてあるのはそのためです。洗顔のときは、自分の体温以下のぬるま湯か水で洗うようにしましょう。

Q4.洗顔料は弱酸性がいいのでしょうか?

A4.肌の健康状態をはかるものとしてpH値があり、健康な肌のpH値は4.7~5.5の弱酸性です。これがアルカリ性や酸性に近づいてしまうと、肌荒れなどのトラブルを招きやすくなります。洗顔料が弱酸性なら、洗っているときも肌を弱酸性の状態に保てるということ。ですから、肌には弱酸性の洗顔料がいいと言えるでしょう。

Q5.オイルクレンジングはお肌に負担がかかるのでしょうか?

A5.オイル、ミルクなどクレンジングにはさまざまなタイプがありますが、オイルタイプが肌の負担になっているとは言えません。クレンジングは安全性試験をクリアしているような信頼性のあるものであれば、自分の肌の状態に合わせてどんなタイプを選んでもいいでしょう。

Q6.洗顔ブラシを使った方がいいのでしょうか?

A6.肌を強く刺激するということから、かつては使わない方がいいと言われたこともあった洗顔ブラシですが、最近はそうではないものもあるようです。例えば肌への負担を抑えるため、短時間で動きが止まるようになっている電動のブラシや、ごく柔らかな毛を使用しているブラシなど、さまざまな工夫がされているものもあるので、上手にとり入れるのもいいでしょう。