正しい顔の産毛の剃り方
“産毛ケア”の美容効果はこんなにたくさんあります
あなたは顔のうぶ毛処理を行なっていますか?
アンケート調査によれば、顔のうぶ毛処理を一週間に一度行なっている人が最も多い一方で、一度も処理したことがないという人が14%もいるという結果が出ています。
実はこれらはいずれも間違ったケア方法です。
皮膚科医との共同調査で顔専用のカミソリで適切にうぶ毛処理を行なったところ、これだけのメリットがあることが分かりました。
- 肌の水分量、油分量が上昇し、みずみずしくシワの少ない肌になった
- 肌全体が明るくなり、透明感のあるきめの細やかな肌になった
- 毛穴が目立たなくなった
つまり、適切なケアをすれば、顔のくすみの原因となる古い角質が除去されて、皮膚の保湿力、再生力が改善されることが分かったのです。
「顔のうぶ毛剃り」と「スキンケア」という、一見関係のないような両者には密接なつながりがあったということです。
肌の状態がよくなれば、メイクの仕上がりも当然変わってきます。
もしあなたがいつまでも顔のくすみに悩まされているようであれば、それは正しくない方法でうぶ毛処理をしていたからかもしれません。
お手入れ前にスチームでお肌を柔らかくしましょう
うぶ毛を剃る前に必ずやっておくこと。
それは、お肌を柔らかくしておくことです。
乾燥した状態で肌に刃を当ててしまうと、肌を傷つけてしまうからです。
スチーマーや蒸しタオルを肌に当てるという方法もありますが、「そんなの面倒くさい!」という人にはお風呂上がりのケアをおすすめします。
汗を少しかくぐらいお風呂にいれば、毛穴が広がってうぶ毛が立ってきます。
こうすることで、必要以上に刃を押し当てることがなくなります。
お手入れの順序と剃る方向
お手入れの前にはまず顔に付着した汚れを洗い落とした後、必ずクリームを顔全体に塗るようにしてください。
顔を剃ることは、角質をはがすことにつながります。クリームを塗るのは、なるべく肌に負担をかけないようカミソリから肌を保護するためです。
クリームは毛の流れと逆の方向に塗るのがおすすめです。
こうすることで、寝ている毛が逆立ち、シェービングがより効果的になります。
毛を剃る時は、このクリームをそっとはがすような感覚で、優しく剃っていきましょう。
なお、いずれの部位でもなるべく一度で剃るよう心がけてください。同じ箇所を何度も剃ると肌を傷つける原因になってしまいます。
おでこ・顔
髪の生え際から1cmほどを目安に残して、額の輪郭を剃っていきます。
生え際を残すのは、そこを剃ってしまうと不自然になるからです。
額の輪郭を剃った後、今度は眉に向かって下に剃っていきます。
この時も、眉から1cmの範囲は残すよう心がけましょう。ギリギリまで剃ってしまうと眉毛そのものまで剃ってしまうことがあるので要注意です。
眉の下は外側から内側に向かって剃るのがポイントです。
頰・こめかみ
頬骨付近については、内側から外側に向かって、頬骨から下の部分については上から下に向かって剃っていくようにします。
こめかみの部分は、上から下に向かって剃ります。
この時、生え際は1cm程度残しておくことを心がけてください。
鼻・口・あご
鼻筋は上から下に向かって剃るようにします。
小鼻についても同様です。鼻の丸みに合わせて上から下へ剃っていきます。
口角付近は外側から内側に向かって剃るようにしてください。
あごは上から下に向かって剃ります。
フェイスライン
フェイスラインも他の部位と同様、上から下へ剃っていきます。
あごの裏側については、喉元からあご先に向かって剃るのが正しいやり方です。
「張り手」のテクニックがツルツルの美肌を生む秘訣
「張り手」とは、プロが使うシェービングテクニックのひとつです。
そのやり方は、皮膚を手で引っ張ってフラットにして剃るというもの。
こうすることで毛が立ってくるので、根本から剃ることができるようになります。
このテクニックは、ブライダルエステなどのプロの現場で体感することができます。
一度体験すると、「張り手」効果にハマって、理容室などで継続的に顔剃りする女性が後を絶たないそうです。
なぜここまで「張り手」テクニックが女性たちを魅了するかというと、この施術によって肌がワントーン明るくなった、と実感できるからです。
うぶ毛にはファンデーションが溜まりやすいという特徴があります。
つまり、きちんと処理していなければアンバランスなメイクとなってしまうのです。
そのほか、化粧水の吸収がよくなったり、メイクのノリが向上したり、顔のむくみが取れたりと、女性にとっていいことずくめのテクニックです。
ぜひ実践してみてください。
顔剃り後のお肌はたっぷりの保湿をしましょう
シェービングを終えたら、濡れたタオルで顔を拭いてきれいにした後、化粧水で肌を整えます。化粧水はアルコール成分の入っていないものがおすすめです。
最後に乳液やクリームで肌に保湿します。
最近のコメント